すずきのいろいろブログ

アクアリスト兼ソムリエのWSETまとめや日常。

【ワイン】ヴィティス・ヴィニフェラ?ワインの種(しゅ)

こんにちは。APEXではパスファインダーかミラージュをよく使うアクアリスト兼ソムリエのすずきです。6月に入って夏も近づき、植物たちも元気になっていっているように見受けられます。なんだかこちらまで嬉しくなるような気がします。

www.instagram.com

話が逸れてしまいましたが、今回はワインの種(しゅ)について少し書きます。

 

基本的なワインに使われるぶどうの種類は2種類!

ワインってカベルネなんちゃらやらピノなんとかってややこしい!と思いますよね。私も思います。そのややこしさが魅力でもあるわけですが…!
しかしそれらは品種と呼ばれるもので実は遺伝子的にはほぼ同じといったケースも少なくありません。これは数千種類以上あるので、自分の好きな品種だけ覚えればOKだと私は思っています。

誤解を恐れず(?)言うのであればワイン用のぶどうの種類はほぼ2種類です。


その2種類とは


ヴィティス・ヴィニフェラ と ヴィティス・ラブルスカを始めとするアメリカ系ぶどう

この2種類です。そして前者 ヴィティス・ヴィニフェラVitis viniferaは代表的なユーラシアの種であり、今日に至るまで数千年に渡りワインが作り続けられています。(ほとんどのワイン作りに使われます) 

カベルネなんちゃらやピノなんとかはヴィティス・ヴィニフェラに属しています。諸外国のAOC(ワイン法)で認められているぶどうもほぼこれです。

 

一方、日本ではデラウェアやコンコードなど食用で使われるぶどうで作られているワインも見かけるのではないでしょうか。こういった食用のぶどうはアメリカ原産のぶどうでヴィティス・ラブルスカに属します。
食用としてはみずみずしくてジューシーですがあまりワインには向かず、使われることは少ない種ですね。私は山梨に住んでいたこともあるのでデラウェア好きです。

 

 

数千種類もある品種を覚えるのは不可能に近いですが、基本的な2つの種の違い

これだけであればもう覚えられたと思います。お店でワインを飲んだ時に「うむ、これはヴィティス・ヴィニフェラだね」なんてことも言えますね!(言わないほうが波風は立ちません…自己責任でお願いします)

なんとなくでもワインについて知っていたりするとそれだけで美味しかったり、ロマンを感じたりするものです。ちょっとした知識、一緒に増やしていきましょう。

 

 

 

こんなブログも …

suzuki-etc.hatenablog.com

 

おすすめの1冊

科学とありますが、科学者寄りではなくワイン愛好家よりなのがいいところ。
もちろん科学的根拠を元にしっかり切り込んでます。 

新しいワインの科学

新しいワインの科学

 

 

…あとアクアリウムもおすすめです。癒されます、ワイン並みに。
お魚かわいい。

www.instagram.com