すずきのいろいろブログ

アクアリスト兼ソムリエのWSETまとめや日常。

【雑記】ワインをアクアリウム(熱帯魚)に置き換えてみると…覚えやすいはず。

みなさまこんばんわ。昨日天鳳2段になったすずきです。

今日はソムリエをしているときによく言われた『ワインって難しくてよくわからない』に対して思ったことを書き記したいです。記します。

 

まず『ワインって難しい、横文字ばかり』に対して感じたことは、【アクアリウムのほうがよっぽどややこしい】ということです。私はいまだに水草の名前を覚えられませんし、飼っているペンシルさんの正式名称もすぐに忘れてしましました。

加えて、生体の生息環境や相性…雌雄判断、産卵方法etc…さまざまな情報が影響してきます。とても複雑です。

 

つぎに感じたことは、ソムリエと言えど知っているワインはごく一部ということです。アクアリウム関連に置き換えて考えると、おそらく全ての生体や水草などを飼育した事がある。もしくは見たことがあるという人は存在しないと思います。もちろん日本に輸入されない生体などもたくさんあるでしょう。

これはワインでもまったく同じです。田崎ソムリエやジャンシス・ロビンソン女史でもすべてのワインを飲んだことはないからです。

 

そして、ワインをアクアリウムに例えてみればアクアリストたちなら素早く把握できるのではないか…なんて考えが浮かびました('Д')そこで、今回はワインの基礎をアクアリウムに置き換えてみました。

 

  1. よく耳にする『ボディ』とは?
  2. 産地なの?品種なの?なんなの?

この二つを置き換えていきます。

 1.よく耳にする『ボディ』とは?

 実は非常にあいまいな概念です。基本的に〈ボリューム〉に置き換えて頂いて問題ないのですが、ベタで言えば『ヒレの大きさ』になります。大ぶりなヒレヒレが好きな人、小ぶりながらもまとまったヒレが好きな人。どちらも好みが分かれると思います。ヒレが大きい=綺麗 ではないですし、ヒレが小さい=安価 でもないと思います。価格においても『ヒレの大きさ』ではなく綺麗かどうか、珍しいかどうかが重要視されますよね。

ワインのボディも同じことが言えます。なので、ボディが軽い重いはワインの特徴ではあるものの品質自体を表すものではないということです。

 

 2.産地なの?品種なの?なんなの?

 これはもう慣れるしかない部分です。アクアリウム初心者がミクロソリウムと聞いて、水草をイメージできるかどうか…そういった部分なのです。
産地や品種を考える面では学名の分類(?)で使われているsp.のイメージが当てはまると思います。厳密にいえば違いますがイメージとして捉えるとわかりやすいかなと思います。

【アクア】ミクロソリウム(品種)東南アジア産(産地)spナローリーフ(どんな感じに作ったか)販売者名(商品名)

【ワイン】ピノ・ノワール(品種)フランス(産地)ACブルゴーニュ(どんな感じに作ったか)販売者名(商品名)

こんなイメージです。基本的にワインのラベルにはこの情報が記されています。が、自分のワイン自体に名前を付けていたり、うちはミクロソリウムしか作らないから商品名にミクロソリウムって書いてないよ!って場合があります。(詳しい方ならナローリーフだけでも自然とミクロソリウムが出てきますよね)

ナローリーフと聞けばミクロソリウムが呼び起されますが、<みどりちゃん>という商品名でミクロソリウムが販売されていた場合はその商品を知らないと中身は想像できないということです。

 

かなりの乱文でしたがいかがだったでしょうか。なんとなくワインの魅力をアクアリストのみなさまにも伝えたいなという思いが生まれてきてしまいました('Д')ちょっとでもワイン好きなアクアリストが増えたらうれしいなとおもいます。(すでに意外とみなさん飲んでると思う)

私は引き続きみなさまの情報発信で勉強させていただきます!これからもよろしくお願いします(`・ω・´)それではおやすみなさい